菌本紹介2「奇妙な菌類」

お久しぶりです。気づけば夏が過ぎ、キノコの秋も終わろうとしています。菌本紹介の第2弾、紹介するのは「奇妙な菌類」(白水貴 著)です。 タイトルの通り、菌類の中でもヘンテコな種類ばかりが紹介されています。自分も色々キノコ本を読んできたつもりですが…

マンネンタケを干した話

テスト期間だったため、久しぶりのブログである。今回はTwitterのサムネにもしているこのマンネンタケの話。 マンネンタケは中国では霊芝と呼ばれており、乾燥させれば観賞用となることも知っていた。6月中旬に採取するチャンスを得たので、標本にしてみるこ…

菌本紹介1 「きのこくーちか」

きのこは朽木や地中だけでなく、僕らの頭にも菌糸を生やす。そうしてある者はキノコの写真を撮り、ある者はキノコを同定し、そしてある者はキノコ本を作るのだ。キノコ本とは、「キノコ(菌)をメインにした本」と定義したい。自分はキノコ本も大好きなので、…

友人とシャグマを煮た話

世間はGWに浮かれる5月初旬、自分は札幌駅からバスで1時間弱の山のふもとにいた。前日に友人が虫取りに行く人を募集していたのでそれに乗っかったのである。 友人はあるカミキリムシが目当てだったらしいが、2時間ほど探しても採れなかった。自分もほとんど…

巨大なアミヒラタケを食べてみた

5月下旬、札幌。調査のため公園の端を歩いていると……… 何やら巨大なキノコが。パッと見で「香茸か!?」と思ったものの時期が違う。香茸は秋のはずだし、そもそも地上から生えるはずではないか。(今考えるとなぜ香茸と思ったのか疑問だが、前日に香茸料理の…

きのこが好きになった訳

初めまして、と誰もいない空間に挨拶するのは、少し難しい。しかし、兎にも角にも初めましてなのだ。初めて、こうしてブログを始めたのである。 北大キノコ同好会、というサークルのようなものを作ってみた。嬉しいことに、作ってから数時間で入りたいという…